「自分に優しくなれるお香作り」を、
北海道からお届けします。
『十八の絲(トハのいと)』
平井由紀子です。
早いもので、
30日間の長い夏休みも
終わろうとしています。

あんなに暑かった日々が嘘のように、
過ごしやすくなりました。
今年のお盆は、
初めて自分で作ったお線香『刀線香』で
ご先祖様を供養しました。

ほおずきも一緒にお供えしました。
「ほおずき」は炎に似ているため、
お盆に帰ってくるご先祖様の道標
として飾られます。

また、ほおずきは中が空洞なので
お盆の間、
魂の仮のお家ともされています。

自分でお線香を
お供えするようになるまでは
このような事を
知る機会もありませんでした。
納骨堂でも『刀線香』をお供えしました。
田舎町の小さな納骨堂に、
刀線香の高貴な香りが広がっていました。

今年は、
より一層感謝の気持ちで
ご先祖様をお迎えできた
特別なお盆になりました。
自分でお線香を作る事の
素晴らしさを実感しています。
こんな供養の仕方がふえると
素敵だなぁと思います。

お読みいただきありがとうございました。