「自分に優しくなれるお香作り」を、
北海道からお届けします。
『十八の絲(トハのいと)』
平井 由紀子です。
お香の講座では
10種類ほどのお香を学びます。
盛りだくさん!

その中で一番驚いたお香が
『塗香(ずこう)』です。
塗るんです、身体に。
お香を!

実際は↑こんな風には使いません。
体臭を消すために
インドで使われたのが始まりです。
香りも優しく、清涼感もあるので、
暑い国で使われるのは納得です。
昔の人の知恵には感心するばかりです。
ここから発展し、仏教では
身を清めたり、邪気を払う目的で
使われるようになりました。

『塗香』が”香”の起源と言われています。
別名「清め香」
とある演歌歌手の方も、
大御所芸能人の方から紹介されて
使っているようです。
知れば知るほど、
塗香には奥深い意味があります。
でも、お手軽に使えます。
毎朝、お出かけ前、深呼吸したい時、
気持ちを落ち着かせたい時、
リラックスしたい時、
気分が重い時、
浄化したい時・・・
体に塗るだけでなく、
様々な使い方でも大活躍です。
小さな容器に入れて持ち運びもできるし、
私は一番使っているお香が『塗香』です。
昨日も久しぶりに
新しい塗香を作りました。
暑いから、こんなイメージで⬇︎

使う香原料の数も
お香作りの中では少ないので、
調合には大胆さが必要かなぁ
と思ったり、難しいけど面白い。

火を使わなくて済むので、
暑い夏にもオススメです。
お読みいただきありがとうございました。